クロマダラソテツシジミ2008/08/26

 土曜日、「虹と緑の地方自治製作情報センター」の研究会。必要なものを取りに労働福祉会館から事務所に戻る途中、近所にいる友人がカメラをぶら下げて養護老人ホームの植え込みをうろうろ。とっても怪しい。「何してるの」と声をかけると、「クロマダラソテツシジミや」。
 元来フィリピンんあたりに棲息するシジミ蝶の一種。幼虫はソテツを食べる。次第に北上して、ここ1~2年は宝塚や西宮にも発生してニュースになっていた。

 「宝塚や西宮に今年も発生と新聞に出ていたから、尼崎でも出てるかも、と思って探しに出たら、どんぴしゃ。最初のソテツで見つけた」とのこと

 地球温暖化の影響だ。という、例によってれ例のごとき説明がついている。シジミ蝶としてはやや大きめ、よく見ると羽根の後部の黒の斑点がおしゃれでで、なかなか姿の良い蝶だ。
 観賞用のソテツを食うから「害虫」扱いされようが、その姿の良さで人気者になろうが、温暖化の申し子のように言われようが、いずれにしてもこの蝶自身はあずかり知るまい。ただひらひらと舞っている。

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