エピソード 2 電波が焼けた?2009/04/10

 避難者の世話などで走り回っていると、さまざまな声がかかります。激励、お見舞はもとより、被災関係の様々な問題が訴えられます。
 当惑したのは「火事からこっち、テレビが映らなくなった」という苦情でした。

 まず、両者にどういう関係があるのかが思い浮かびません。
テレビの電波が火事で焼ける???
火事の煙で電波が妨げられる???

 入口の疑問に引っ掛かってしまって頭が回りません。

 何人もの方から同じ苦情を聞いているうちにようやく事態が飲み込めてきました。

「キョウチョウアンテナ」

 高層建物の電波障害対策で協聴アンテナを立てて、そこから有線で各家庭につないでいる、その線が市場の火事で焼けおちたようなのです。

 そのことが分かりかけた時には、すでにだれかから連絡が行ったようで、業者さんが見に来ていました。
 しかし「立ち入り禁止を解いてもらわんと作業ができない」とのことで、もうしばらくは我慢してもらうしかない。

 そう勝手に納得して歩いていると、また

「テレビが映らへん」と声がかかります。

「線が焼け落ちたらしいです。修理には来てはるからもう少し我慢を」と答えると、
 
「お前、市会議員やったらなんとかせんか」と罵声。

 ほんとに「とほほ・・・」 でした。

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