雨宮処凛さんの話2012/11/09

 雨宮処凛さんの講演を聞いてきました。印象に残った言葉によせて私の感想を。

 ○ 「危ないよ」「怖いよ」「安全だと言ったじゃないか、ばかやろう」

 福島の事故後、生まれて初めてのデモのために若者たちが考えに考えたスローガンだそうです。うまく言えませんが、良いですね。
 「ありがとう。さようなら」という反原発デモのスローガンにも感動したのですが、それに勝るとも劣らぬカルチャーショックでした。

 ○ デモ割

 「デモの参加者にはビール一杯無料」などのサービスを地元の店と協定してデモ参加者と、地元商店が仲よくする仕組み。
 女性の発想だそうです。これもよい話ですね。

 ○ 役立たずの居場所

 「労働組合はこうあるべきだ」と彼女は言います。「資本にとっての」という枕をつけてのことですが、これも心して聞くべき言葉です。
 でも、酒井事務所が毎夜の酒のせいでそうなっているという噂があるのは困ったものです。


 ○ 教育にだまされた

 日本の教育は、「頑張れば正社員になっていきていける」と教えて来た。しかし現在は、世代の4割から5割は非正規労働につくしかない時代だ。
 非正規労働にしか就けなかった子は、この教育のせいで「自分が悪い。自己責任だ。」と思わされる。

 ○ 労働者の権利と生活保護の権利を教育で教えるべきだ

 これは解説不要でしょう。確かに私たちは生活保護制度は習ったけれど、それが自分の命を救う手段だという習い方はしなかった。

武庫川の鮎2012/11/09

 停止された武庫川ダムの代わりに、洪水防止のために様々な工事が行われますが、そのひとつとして阪神武庫川駅下流の潮止め堰が撤去されます。
 先日、撤去前後の生物相の変化を調べるための調査が市民有志によって行われました。
 私も、ひざ上までの長靴持参で久しぶりに武庫川に行って参加しました。国道2号線の武庫大橋の下流に高校の先生、生徒、小学生、大学の先生や環境保護に取り組む市民などが集まり、手に手に網や釣りざおを持って流れに入ります。色々な魚や虫が取れましたが、中に鮎がいたことに驚き、感動しました。
 秋にはそのあたりで鮎の産卵行動が見られるそうで、それに投網を打つ人もいるが、規制がなく止められないそうです。
 今では絶滅の恐れがある武庫川の鮎です。何とか規制、管理ができないものでしょうか。

震災がれき処理 もう一つの争点2012/11/09

 人の庭先にゴミを埋める計画を無断で立てたら怒られますよね。しかもそのゴミが放射能について多くの人々の不安の対象になっている代物だとしたら・・・。

 例の震災がれき。稲村市長は、放射能汚染が心配されている震災がれきの焼却処理について、時間はかかるが、市民との対話を重ねて検討するという方針で取り組んでいました。
 
 ところが、この取組みの民主性がようやく良い評判を受け始めていた矢先、「近畿圏の焼却灰の最終処分場であるフェニックス(大阪湾臨海環境整備センター)が、震災がれきの焼却灰の埋め立て先を尼崎沖に定めた。」ことがわかりました。

 環境省に安全性の判断をしてもらう候補地にあげた、ということですが、「震災がれきの広域処理」を推進している環境省のこと、許可が出ることは確実で、事実上尼崎沖に決めたと同じではないですか。

 ○海面埋め立てで処分して安全性は大丈夫なのか?セシウムは水に溶けやすい。生物濃縮など瀬戸内海の汚染は特に心配です。

 ○フェニックスには尼崎以外にも数か所の海面埋め立て処分場があります。何故その中で尼崎が選ばれたのか? そもそも、当の尼崎沖の処分場はこの4月に「埋め立て処分場としての使用は終わりました」と尼崎市に届けがあった矢先です。 
  
 ○そして何よりも、尼崎市は、震災がれきの処分に関して放射能汚染の限度を100ベクレル/Kgを目安に考えようとしているのだが、関西広域連合では埋め立て処分の基準を2000ベクレル/Kgとしている。
 尼崎沖に埋めるとしてこの差をどうやって尼崎市民に説明し、納得を得るのか?

 など、様々な疑問や問題が浮かび上がります。
 ところが大阪湾臨海環境整備センターがこのような検討をするにあたって、当の尼崎市には何の相談もありませんでした。わずかに、新聞報道の後で、市からの申しいれを受けてから理事会の直前に「通告」に見えただけです。

 これが、庭先を埋め立て処分場として使われる地元自治体に対する態度でしょうか。

 市長としても言うべきセリフがなかったのではないかと思います。
 
 尼崎市議会としても「震災がれきの処理には協力しなくてはいけない」と考えている議員も含めて一致して議長名でこれに抗議しました。

 すると、・・・   (つづく)

フェニックスが説明に来ました2012/11/09

 (前のつづき)
 すると、あわてた大阪湾センターがそれについて尼崎市議会に説明にきました。正副議長と、私を含めて各会派幹事長が出席しました。
 
 埋め立て計画自体は、その後肝心のがれきの焼却処理が、全国各地に依頼するほど必要ではなくなったため立ち消えになったのですが、それにしても今回の様な地元無視の決め方はみすごすことはできませんので、私は厳しく問いただしました。

 (酒井) 尼崎市は最終埋立地の地元市として、大阪湾センターにおける検討過程から相談にあずかってしかるべきだ。それが今回はないがしろにされたと思うがどうか。

 (答え) 4か所の埋め立て処分場の中から尼崎と泉大津を適地として選び環境省に安全審査をお願いしただけで、決めたわけではない。 安全の判断をもらったら改めて地元と相談する。

 「まだ決めたわけではない」とは詭弁としか言いようがありません。
 自治体の意向や事情は、候補地として選ぶ段階で斟酌されなくては意味がありません。住民の安全確保と住民への説明について責任を負うのは第一に地元自治体なのです。事実上決めてから「イエスかノーか」と迫られても困るのです。

 これを決める大阪湾センターの理事会の傍聴を尼崎市が求めたのに拒否されたことについても、何故かとの問いに、

 (答え) 市民やマスコミなどの傍聴もお断りしているから市の傍聴もお断りしました

 (酒井) 尼崎市の傍聴申し入れは自治体としての公務である。それを認識したうえで拒否したのか?
 
 (答え) 公務だと認識したうえでお断りしました。

 (酒井) それは一国の首相の親書を送り返すどこかの国と同じ、極めて無礼な処置だ。

 といったやり取りで、議論は平行線でしたが、少しは釘をさせたかなと思います。

中国を笑えない2012/11/14

 大阪市のがれき焼却反対運動から逮捕者が出たという話を聞きました。 
 社会運動が大きくなったり、問題の核心を突いたりし始めると、このように警察の暴力が登場します。けだし、「暴力が権力の本質」と言われるゆえんでしょう。

 東京では反原発の集会に日比谷公園の利用が拒まれ、集会ができなくなりました。

 集会場を奪われた運動は、原発反対をあきらめて引きさがるのでなければ路上にあふれるしかありません。路上にあふれれば逮捕も思うがままですから、追い立てて狩るウサギ狩りのようなもので、これも暴力でしょう。

 日比谷公園を貸さなかった東京都と警察の連係プレーは、このようにしてまるで中国のような弾圧の姿をこの日本で実現しています。

 政府の統制のままに、暴発したり、静められたりする彼の国のデモの様子を見て「中国には人権がない」と言っていた私たちは、「この国にも人権がない」ことを思い知らねばなりません。

ごめんなさい2012/11/20

 メールの整理をしていてとんでもないことを発見しました。

 私の技能不足で、ホームページを経由していただいていたメールを沢山見落としていたことがわかったのです。

 メールの種別を選別してし分ける方法があるのに使いこなせていなかったのです。

 遅ればせながらお詫びを申し上げます。

 個別のご相談には、もう時期遅れになっていますので、申し訳ありませんがご返事は割愛させていただきます。

 ご意見や政治的見解を求めておられるメールへのご返事は、ブログに書き連ねている文章で替えさせてください。

 今後は仕分けができますので見落としはないと思います。このブログ上でご返事を怠らぬようにしたいと思います。