退任のご挨拶 ― 2021/05/24
わたくし、酒井 一は、今期(2021年6月まで)をもって市議会議員としての活動を終わらせていただきます。
7期28年、私の人生で最も長い年月たずさわった仕事になりました。
尼崎市議会のカラ出張事件。その追及の市民運動から、勢いに任せて飛び込んだ議員活動でしたが、最後まで、「議員の本来の仕事とは何か」を問い続ける毎日でした。いまだに答えは得ていません。私自身、これからも振り返って問い続けるでしょうし、おそらく全ての議員が問い続けているのでしょう。
私の場合、「市民運動をしていた人間が議員になった」のであって、その逆ではありませんでした。
「政治」の世界は、ともすれば、市民の生活の価値基準とかけ離れたべつの価値基準が支配する世界のように言われますし、事実そうである場合も多いのです。
しかし、その中で私を支えたのは、「正しいこと、間違っていることは、政治の場面でも市民の生活でも違いはない。違いがあってはならない。」という信念でした。
おかげで、衝突や波乱も多かったのですが、皆さんのご支援、ご指導のおかげで闘い抜くことができました。
今、この方面での闘いを終えるにあたって、本来ならお一人お一人に御挨拶に伺い、ゆっくりとお話したいところですが、それもままなりません。この紙面でのご挨拶でお許しを願いたいと思います。
ながい間本当にありがとうございました。
これからは、一人の市民運動の担い手に戻って、地域や社会のお役にたつことができれば、と考えています。
またお目にかかりました節はどうぞ宜しくお願いします。
皆さんのご健勝をお祈りしています。
追記
したがって、長年続けてきた「市民の力、酒井一の議会報告」もお終いになります。
しかし、それではきっとおなかが膨れてしますと思いますので、今後は、このブログを復活させて好きなことを言いたいと思います。
どうぞよろしくご覧ください。