題名を付けない研究会2021/09/22


菅さんが、「自助、共助、公助」について「自助で頑張れば公助で助けてやる」みたいなとんでもない解釈で語りましたね。
そもそもこの考え方自体阪神大震災の後で学者たちによって語られ始めたように思います。そしてそれはいわゆる「自己責任」論や、「ボランティア迷惑論」とのトロイカでした。とても胡散臭い感じがしたものです。
 そこで思いたって、村井雅清さんに電話しました。阪神大震災に際して「被災地NGO共同センターを立ち上げ、以降、阪神大震災はもとより日本はおろか世界中の災害現場で被災者支援のボランティア活動を作ってきた、その道の極め人です。
 「災害ボランティアの心構え」という著書があります。大学の講座も持っておられるとのことです。今はアフガニスタンと佐賀県の水害の被災者支援で忙しいそうですが、「自助共助公助の議論について話してくれないか」と頼んだら二つ返事でOKしてくださいました。
 電話での話の一部を紹介します。
村井さんによると、
 「自助・・・」という概念は阪神大震災の後、当時の貝原県知事が言い出したもの
。その時の趣旨は「震災からの救援に自助・共助は大いに役立ったが、『官助』が弱かった。反省点だ。」というものだった。今と意味が逆だ。」とのことでした。
 村井さんを招いて、少人数で突っ込んだ議論のできる、というより「対話の会」をしたいと思います。
 10月2日(土)17時半から
 会場 東難波町内会館
 海上は、酒井、迫田事務所の近くです。場所をご存じない方は、当日、酒井事務所の近くまで来て酒井、か迫田市議の形態を読んでください。案内します。
 参加される方は、できれば、酒井までご連絡をください。

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