調整中?2009/04/21

 年度が替ると、市役所の一階のエレベータの脇の庁舎案内に「調整中」の張り紙が登場します。役所内で部署が引っ越しするからです。

 毎年のことで珍しくもないのですが、しばらくすると気になり始めました。

 それが10日、2週間とそのままになっているのを見て、さしもの鈍い私にも、自分で何が気になっているのか解ってきました。

 いったいどこのスーパーが、どんな百貨店が、店内模様替えの後、1週間も10日も案内板を直さずに放置するでしょう。そんな店があったらそれだけでその店は、客商売としては失格ですよね。

 4月1日から、新設の部や課も含めて、すべての市役所の部署はどこかで仕事をしているはずです。

 その部署の案内を作ることぐらい、庁舎管理の担当者がパソコンをたたけばすぐにできることです。アクリル板の立派な案内版は各部署の調整の小移動が終わってからゆっくり作るとしても、紙にプリントしたものでも張り出そうという気持ちにならないのは一体どういうことでしょうか。

 売場の案内がなくて、客を迷わせることに平気な「顧客志向」(市役所の在り方としてよく言われます)って一体何なのでしょうね。

 このことを言っていくべき部署を考えたのですが、これが思い浮かびません。仕方なく「何でも屋」の総務局総務課に電話しましたが・・・。
市役所には市役所に来る市民の利便性を考える職務、部署がないのです。

 「調整中」という言葉は役所言葉で「作成中」の意味だと思いますが、まさか、役所内部の部署間の場所とり合戦を「調整中」という意味ではないでしょうね。

 以前に触れた、夜間休日の届けを受け付ける場所が、裏口の守衛所の前の廊下だ、という問題と同じ、「これぞお役所」というべき感覚なのではないでしょうか。