尼崎市の災害対応についての評価2018/11/16

南部再生(尼崎南部地域の情報誌)
南部再生vol.58(尼崎南部地域の情報誌)に、詳しく掲載されていたのでご紹介します。
本日冊子配布は始まりましたが、HPにもまもなくアップされます。

南部再生研究所HP → http://www.amaken.jp/about/


以下転載_______________________________


◆◆大災害 その時尼崎は?◆◆

台風21号で大きな被害を受けた尼崎。大きな災害が起こった時。45万都市はどのように機能するのか。災害対策の仕組みについて改めて確認しておこう。

  尼崎市の災害対応は、地域防災計画に体制や人員が定められている。要となるのが危機管理安全局だ。気象台からの情報をいち早く把握し、関係機関と連絡をとりつつ、庁内の関連部署から学校、公民館などの出先機関までを統括する。8月23日の台風20号を例に動きを追ってみよう。

◆発令「水防1号指令」

 朝9時半に局内で体制確認後、10時に庁内各局の担当課長が集まる準備会議。市長に報告した直後の11時20分、気象庁が暴風波浪警報を発表。想定より早かった。正午、市長を本部とする市水防本部が「限定水防指令」発令。河川や道路担当の都市整備局、避難所となる学校を持つ教育委員会など関係部署がスタンバイした。13時には、市民の希望があれば小学校を開ける自主避難の受付を開始。14時52分、高潮警報。17時に「水防1号指令」発令。18時40分、大雨警報。日付けの変わる24日0時前後から約3時間、台風が最接近。0時32分に洪水警報が出た。警報がすべて解除され、水防1号指令が解かれたのは朝8時半だった。

◆水防本部と災害対策本部

 防災指令や配備態勢は、河川水位や潮位、雨量予測に応じて決まる。上記の水防1号で232人(消防局除く)、水防2号では369人(同)。職員は水防本部の指示で動く。「一般に知られる『災害対策本部』は、さらに大きな災害。たとえば震度5弱以上の地震などで設置されます。これも規模によって段階があり、第1号防災指令で920人体制、第3号指令だと100%、つまり全職員3231人が災害対応に当たる。阪神・淡路大震災では、1号体制が長く続きました」と、辻本ゆかり・危機管理安全局長。聞けば、9月4日の台風21号も、20号と同じく、「水防本部設置・水防1号指令」の範囲に収まったという。

◆長期化した停電との闘い

 意外な感じがする。21号では、重症4人を含む負傷者16人、公園や街路樹の倒木が335件。広範囲で停電が起こり、1週間以上続いたところもある。数十年ぶりの甚大な被害ではなかったか。
 だが、停電は関西電力の担当で、市の管轄外。これが市民の混乱の原因になったという。鳴りっ放しだった苦情・問い合わせ電話は、ほぼ停電に関する内容。その都度、市役所に詰めていた関電の連絡員に報告したものの、復旧は任せるしかない。
 「携帯・スマホの充電や猛暑対策のため、クールスポット避難所を開設するなど、市でも可能な対応はしましたが、あれほどの規模と長期化は経験がなかった。そのために情報把握に時間がかかり、発信も不十分だったという反省はあります」
 災害時には正確な情報が命。情報発信の充実は市の課題だが、市民にも「尼崎市防災ネットへの登録をぜひ」と呼びかけている。

転載ここまで_______________________________


尼崎市から市民への情報発信としては、この2つが既にあります。


尼崎市防災ネット
http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/kurashi/bosai_syobo/joho/021hyogobonet.html

尼崎市防災ツイッター
@ama_hajimail
https://twitter.com/ama_hajimail/

 21号台風の被害、尼崎市も対策に精いっぱい働いたのですが、特に停電の対策や、市民への情報の伝達に、これからの課題が見えました。
 市民の運動が行政の災害対策について、制度的なことにまでさかのぼって、できること、できないこと、これからの課題としなければならないこと、をきちんと整理して報告してくださったことは素晴らしいことです。

2期8年の市政運営の中で、稲村市長が市民といっしょにつくる尼崎を実現している一面でもあると感じまました。

尾辻かな子 立憲民主党衆院議員の講演2018/07/17

みどりの政治塾2018年前半 第2回
「LGBTと自治体政策について」  

 LGBT人口は、連合や電通の調査で、約4~5%いるというデータが出ています。40人学級で1~2人いる計算です。LGBT施策について、同性パートナーシップ制度がチラホラ作られ、宝塚市においても、同制度が出来ました。性的少数者向けの相談窓口の設置、誰でもトイレの開設、学校における配慮など、自治体で取り組めることは、少なからずあります。
 今回は、性的マイノリティに対する偏見、差別の解消を目指し、国会の場で活動している、尾辻かな子さん(立憲民主党)からお話しを伺います。
 併せて、尼崎市に在住している元トランスジェンダーの森村さやかさんからもお話しを伺います。(LGBT:レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)

日 時  7月22日(日)午後1時半~4時
場 所  尼崎市立女性センタートレピエ 
          尼崎市南武庫之荘3丁目36-1 ☎06-6436-6331
講 師  尾辻かな子さん(立憲民主党衆議院議員)
報 告  森村さやかさん(みどりの未来尼崎会員)
参加費  500円(事前申し込み不要)
主 催  みどりの未来尼崎 
       ☎070-6922-2296 メールmb5m-mro@asahi-net.or.jp

許せません 朝鮮学校補助金カット2018/07/17

 黙って見過ごすわけにはいきません。

 兵庫県が、朝鮮学校に対する補助金を半額に減額したそうです。外国人学校への補助金の中でも朝鮮学校だけが狙い撃ちだったようです。

 県議会の記録を見ると、自民党の国家主義的議員が相次いで「朝鮮学校への補助金はけしからん」という趣旨の発言、質問をしています。
 このような自民党議員の圧力が、今回の兵庫県の仕打ちの背景にはあるようです。

 日本と朝鮮の間の殖民地支配の歴史を考えれば、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)と日本との国家間の対立と、国内の民族教育に対する自治体の支援は別に考えるべきことです。

 尼崎市も朝鮮学校に学ぶ子供たちへの就学支援をしています。朝鮮学校は学校教育法上の「学校」と認められていないので、私学助成金が出ていません。教育内容は日本の学校に遜色ないのに、助成金がもらえなくて保護者に過重な負担になるのは忍びないという趣旨で、自治体がその一部でも支援しようと出している補助です。

 隣人である朝鮮人の子供たちへの民族教育を、日本の排外主義イデオロギーや国家主義のいけにえにすることは看過できません。

 尼崎市民には、過去、いろいろなことがある中でも、超党派で鮮学校を支援してきた伝統があります。
 兵庫県が、このような偏狭な行動をする自治体になることを県民としても見過ごすわけにはいきません。
 県当局と、圧力をかけた県議会多数派に対して、半額減額処置の撤回を求める集会を開きましょう。

 7月21日の実行委員会で開催日を決めます。追ってお知らせしますのでご参加ください。

青虫を養子に出しました。2017/05/31

 こんな時期(候補者として選挙の真最中)に、こんな話をブログに載せるのもどうかと思いますが・・・。  マンションの6階の我が家のベランダの山椒の鉢植えに青虫が付きました。  アゲハ蝶になることは昨年の経験からわかっているのですが、その経験から、小さな山椒の木が丸裸になることも分かっていました。  しかも、蛹になるときは何処かへ行ってしまうので、肝心の羽化の場面は見られない。  駆除するのにも忍びないし、かといって山椒が丸裸にされるのを見ているわけにもいかないし・・・。  悩んだ挙句、柑橘系の庭木がある知り合いのうちに養子に出すことにしました。  今日送り出したのですが、果たして養子先のミカンの木になじんでくれるかどうか?ひょっとすると、青虫はアヒルの雛のように、最初に卵からかえったときに食べた植物以外のものは食べないのではないか・・・。  親のような心配をしてしまっています。

尼崎市議選 出発式2017/05/30

5月28日(日)の朝、尼崎市議会議員選挙告示日を迎え、東難波町3丁目の酒井一事務所前にて出発式を行いました。  お忙しい中駆けつけられた、稲村和美尼崎市長をはじめ、市外からの議員仲間の皆さま、また地元を代表する方々から温かいメッセージをいただきました。

キックオフ集会ご報告2017/05/27

5月7日(日)に尼崎市中小企業センターにおいて
酒井一キック・オフ集会を開きました。

冒頭、酒井一のこれまでの歩みをビデオでご覧いただき、ご出席いただいた稲村和美尼崎市長、丸尾まき兵庫県議会議員、弘中信正尼崎市議会議員のほか他市から駆け付けていただいた市民派の議員の方々からも、あたたかい応援のご挨拶をいただきました。
地元の皆さまからのメッセージのあと酒井一本人から、これまでを振り返り次期に向けての決意が示されました。

えっ、尼崎市は民間保育園から土地代を取るの?2017/05/25

えっ、保育園から土地代を取るの?

 尼崎市はこのたび、民間法人の保育園などに無料で貸していた土地について、地代を取ると言い出しました。
 対象になるのは、民間の保育園、特別養護老人ホーム、障害者施設などです。

 社会福祉法人がやっているのは本来市がやるべき福祉事業です。特に保育所などは市立保育所を民間の法人に引き受けてもらうときに、地代無料を条件にしてお願いしたのです。いかに半額とはいえ「地代をよこせ」とはどの口で言えるのでしょうか? 
 それも、「いきなり」です。1月半ばに議会に報告して、2月には制度として決めると言います。決めてしまえば、役所はあとには引きません。緩和措置などをするにしても、最終的には地代を取ることになります。

地代は保育士の給料を削って払う?

 社会福祉法人は、もともと儲けを出してはいけません。新たな支出となる地代をどこからひねり出すのでしょうか。
 例えば、保育園の場合、保育料は市が集めます。園には別に決まった額の費用が市から支給されるのです。地代の支出が増えたからといってその分が増えるわけではありません。
 いきおい、他の支出を削らなければなりません。人件費にも影響しかねません。「保育士の給料をあげなくてはいけない」といわれている最中に、です。

 そもそも、保育所などに無料で土地を貸すことは、市の政策を進めるためではないのでしょうか。現に、市役所の中でも、保育や高齢者、障害者を担当している部署からは反対の声があると聞きます。これは市の財産を管理する部署の「土地を貸すなら地代は当然」という一面的な理屈がまかり通ったとしか思えません。

 市民の福祉の推進のために、政策的に考えなくてはいけないことが、地主の論理に牛耳られてしまっていいのでしょうか?

「忖度?!」2017/05/25

 森友学園事件。首相夫人に公務員の秘書がいることに、まず驚きました。その公務員が、夫人への陳情に関して、役所に問いあわせ、陳情者に返事をしている事にはもっと驚きました。
 首相夫人といっても一私人です。その私人に公務員の秘書がついているのは、首相夫人としての行動を支えるためです。
 私人である夫人が、私人として受けた相談の回答をするためではありません。公私の別がついていません。
 今回の事件の登場人物には、このような、「わきまえ」のない行動が目立ちます。
「天下国家のためだから、何をしても良い。」という思い上がりはなかったでしょうか。

多重防護2017/05/25

 東日本大震災から6年経ちました。福島の原発事故の汚染地域から避難している人たちの帰還がしきりに話題になっています。
 避難している子どもたちへのいじめも度々報道されます。どうしてこんな悲しいことが起きるのでしょうか。

 原発事故の資料をあさっていて、改めて危機管理、つまり事故や災害への対処の仕方について考えさせられました。

 同じ「五重」でも・・・
 日本の原子力発電所や、政府があげていた「原発は安全」の根拠は「五重の壁」でした
 「五重の壁」とは
表の左側、日本の防護策です。これは「放射能が外に出ないようにする」ことだけを考えたものです。ところが福島原発では、この全部が「壊れちゃった」のです。放射能が外に出た場合の対策は大変お粗末でした。

 これに対して、世界水準ではチェルノブイリ事故のあと「深層(多重)防護」と言う考え方が主流になりました。
 それが表の右側です。第4層から上は、重大事故、つまり放射性物質が放出された場合の対策を意味しています。
 起こってほしくないという気持ちは横に置いて、リスクの存在を前提として対策しておこうというものです。
 
 我が国の原子力発電所や政府の「五重の壁」にはこの第3層までしかありません。
 一般向けによく言われた、「止める」「冷やす」「閉じ込める」(一番左)も同じことで、放射性物質の放出に対する対策はありません。

「事故を起こしてはいけない」ということと、「事故のことは考えなくて良い」ということは違うことです。

 「国会事故調査委員会」が「見たくないものは見えない。見たいものが見える。」と批判したように、日本の原子力安全対策には根本的な欠陥があったと思われます。
 それは、「重大事故のときの対策を立てると、国民に安全性だと言っていたのが嘘になる」という理由によると思われます。しかし、その責任は明らかにされていません。
 責任が明らかにされていないことが、いじめの原因のひとつになっているといえないでしょうか?

ポピュリズム2017/03/31

 選挙管理委員会の啓発雑誌の今月号の特集が「ポピュリズム」でした。驚きました。
 あの、中立公正の権化のような選挙管理委員会がこんな特集を組むなんて・・・。
 それほどポピュリズム(大衆迎合主義ー私はこの言い方は好きではありませんが・・)。の台頭が著しいということでしょう。
 排外主義も台頭しています。排外主義とポピュリズムは仲良しであるように見えます。

 次のような政治姿勢がその特徴でしょう。
 
 ○白が好きな人には「白」と言い、黒が好きな人には「黒」と言う。

 働く人には「給料を上げます」と言い、使用者には「自由に首切りできるようにします」と言う。これは私たちの国の政府のことです。

 ○実行すれば弊害のある事柄を、弊害の
  事は言わずに約束する。

 「国境に壁を作る」などはその典型ですね。
  
 ○わざと敵を作って敵愾心をあおる。

 「ヘイトスピーチ」をする人々がこれです。 職員組合を敵に仕立てあげた市長さんもありました。
 
 ○既に実現している事を、自分の成果で
  あるかのように言う。

 「学校のエアコン設置」「中学校給食」。
どちらも、ずっと以前に議会全体が声をあげて実現したことです。
 市役所の情報システムのオープン化(による経費節減)。
これも、長く議論して実現に至ったもので、決して特定の議員の成果ではありません。 

 ○自分が信じる目的のために政治倫理を曲  げてもいいと思っている。

 森友学園事件はその典型ではないでしょうか。首相夫人に陳情して学校設立に便宜をはかってもらおうとした事だけで、事の正当性は失われている事が理解できないのでしょうか。「忖度(そんたく)」という言葉は今年の流行語大賞の有力候補ですね。