許せません 朝鮮学校補助金カット2018/07/17

 黙って見過ごすわけにはいきません。

 兵庫県が、朝鮮学校に対する補助金を半額に減額したそうです。外国人学校への補助金の中でも朝鮮学校だけが狙い撃ちだったようです。

 県議会の記録を見ると、自民党の国家主義的議員が相次いで「朝鮮学校への補助金はけしからん」という趣旨の発言、質問をしています。
 このような自民党議員の圧力が、今回の兵庫県の仕打ちの背景にはあるようです。

 日本と朝鮮の間の殖民地支配の歴史を考えれば、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)と日本との国家間の対立と、国内の民族教育に対する自治体の支援は別に考えるべきことです。

 尼崎市も朝鮮学校に学ぶ子供たちへの就学支援をしています。朝鮮学校は学校教育法上の「学校」と認められていないので、私学助成金が出ていません。教育内容は日本の学校に遜色ないのに、助成金がもらえなくて保護者に過重な負担になるのは忍びないという趣旨で、自治体がその一部でも支援しようと出している補助です。

 隣人である朝鮮人の子供たちへの民族教育を、日本の排外主義イデオロギーや国家主義のいけにえにすることは看過できません。

 尼崎市民には、過去、いろいろなことがある中でも、超党派で鮮学校を支援してきた伝統があります。
 兵庫県が、このような偏狭な行動をする自治体になることを県民としても見過ごすわけにはいきません。
 県当局と、圧力をかけた県議会多数派に対して、半額減額処置の撤回を求める集会を開きましょう。

 7月21日の実行委員会で開催日を決めます。追ってお知らせしますのでご参加ください。

尾辻かな子 立憲民主党衆院議員の講演2018/07/17

みどりの政治塾2018年前半 第2回
「LGBTと自治体政策について」  

 LGBT人口は、連合や電通の調査で、約4~5%いるというデータが出ています。40人学級で1~2人いる計算です。LGBT施策について、同性パートナーシップ制度がチラホラ作られ、宝塚市においても、同制度が出来ました。性的少数者向けの相談窓口の設置、誰でもトイレの開設、学校における配慮など、自治体で取り組めることは、少なからずあります。
 今回は、性的マイノリティに対する偏見、差別の解消を目指し、国会の場で活動している、尾辻かな子さん(立憲民主党)からお話しを伺います。
 併せて、尼崎市に在住している元トランスジェンダーの森村さやかさんからもお話しを伺います。(LGBT:レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)

日 時  7月22日(日)午後1時半~4時
場 所  尼崎市立女性センタートレピエ 
          尼崎市南武庫之荘3丁目36-1 ☎06-6436-6331
講 師  尾辻かな子さん(立憲民主党衆議院議員)
報 告  森村さやかさん(みどりの未来尼崎会員)
参加費  500円(事前申し込み不要)
主 催  みどりの未来尼崎 
       ☎070-6922-2296 メールmb5m-mro@asahi-net.or.jp